先日、古い洋服を整理していたら、もう着なくなった服がたくさん出てきました。
そこで、「これをまとめて売ったらいくらになるんだろう？」とふと思いました。
実際、不要になった服を売る際に、ブックオフのようなリサイクルショップを利用する方も多いのではないでしょうか。
しかし、ブックオフで服を売ると、実際にはどのくらいの金額になるのか気になるところです。
今回は、ブックオフでの服の買取価格の実際や、高く売るためのコツ、他の買取方法について詳しく見ていきます。
これから服を売ろうと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ブックオフでの服の買取額ってどのくらいなの？
ブックオフでの服買取の基本情報
ブックオフといえば本やCDのイメージが強いかもしれませんが、実は服も買い取ってくれるんです。
しかし、服の買取価格は本やCDに比べてかなり低く、特にノンブランドの服や状態が悪いアイテムでは、買取価格がかなり低くなることが一般的です。
例えば、ユニクロやGUといったファストファッションは数十円といった低価格での買取が多く見られます。
一方で、ブランド品や状態が非常に良い服であれば、高額で買い取られることもあります。
例えば、アディダスのバッグが400円、ビルケンシュトックのサンダルが1,000円といった価格で買い取られた実例もあるようです。
ハイブランドの場合はさらに高額な査定が期待でき、ルイヴィトンの財布（箱無し・カビあり）でも16,000円での買取が行われた例があります。
ブックオフの買取価格が低い理由
ブックオフで服の買取価格が低い理由には、以下のような要因があります。
- 在庫リスクと販売価格
ブックオフでは、洋服のサイズ、デザイン、季節による変動リスクが大きいため、在庫として残るリスクを最小限に抑えるため、買取価格を低く設定しています。
ノンブランドや流行遅れのデザインは特にリスクが高く、買取額が数十円、あるいは数円にとどまることも多いです。
また、販売価格自体も低めに設定されているため、それに合わせて買取価格も低くなります。 - 査定の効率化
店舗での買取査定では、服の状態を一つ一つ細かくチェックする時間が限られており、短時間で効率よく査定を進めるため、全体的に平均的な価格がつけられがちです。
ブランド品や状態の良いものが優遇される一方で、ノンブランドや状態が悪いものは低く査定されます。 - 季節や流行の影響
季節外れの服や流行遅れのデザインは需要が低いため、買取額がさらに低くなる傾向があります。
特に冬物を夏に売るなど、季節を考慮しない場合は、査定額に大きな影響が出ることがあります。
ブックオフで買取されやすい服とされにくい服の特徴
ブックオフで買取されやすいのは、以下の特徴を持つ服です。
- ブランド品や状態の良いアイテム
人気ブランドや未使用に近い状態のものは、比較的高額で買い取られます。
たとえ数年前のデザインであっても、ブランド価値があれば高い査定が期待できます。 - 季節に合った商品
現在の季節に合った商品は需要が高く、買取価格もそれに伴って上がることが多いです。
逆に、季節外れの服は低い査定額になることが多いため、売るタイミングにも注意が必要です。
一方、買取されにくい服としては、ノンブランドや古びたアイテム、シーズンオフのものがあります。
また、汚れや破れが目立つものは、買取拒否されることも珍しくありません。
このようなアイテムを売る場合は、他のネット買取サービスやフリマアプリの利用を検討するのも一つの手です。
服を売るならどこがいい？ブックオフ以外の選択肢
ブックオフでの服買取は手軽ですが、他にも高値で売れる選択肢が数多くあります。
ここでは、ブランド服やノンブランド服を賢く売るための代替手段を紹介します。
ブランド服の買取に強いリサイクルショップ
ブランド品を売る場合、ブックオフではなく、ブランド専門のリサイクルショップに持ち込む方が高値で買取してもらえる可能性が高いです。
例えば「RAGTAG（ラグタグ）」や「セカンドストリート
」では、ブランドの価値をしっかりと評価し、高額査定を行うことが一般的です。
これらのショップは、店舗買取だけでなく、宅配買取やオンライン査定も提供しているため、近くに店舗がない方でも利用しやすいです。
また、「エコリング」は、ブランド品が1点でもあれば、ノンブランドの服もまとめて買取可能です。
ボロボロの服やリユースできるアイテムも買い取ってもらえるため、処分したい衣類が大量にある場合にも便利です。
さらに、「ティファナ」や「トレファクスタイル」なども、ブランドやコンディションに関わらず幅広いアイテムを扱っており、出張買取や宅配買取にも対応しています。
ノンブランド服でも高く売れるネット買取サービス
ノンブランドの服を売るなら、オンライン買取サービスが手軽で効率的です。
「ZOZOTOWN（ゾゾタウン）」のようなオンラインサービスでは、自宅から発送するだけで簡単に買取を申し込むことができ、まとめ売りによる査定額アップキャンペーンも定期的に実施されています。
さらに、「ブランディア」は宅配買取サービスとして、ブランド品だけでなくノンブランド服の買取にも対応しており、複数の買取業者を比較できるのが魅力です。
これに加えて、「トレファクスタイル 公式サイト」もノンブランドの服を条件付きで宅配買取しており、特に状態の良いアイテムを中心に高値が期待できます。
オンラインでの査定や宅配買取は、時間や手間を節約したい方にとって便利な選択肢です。
フリマアプリやオークションでの販売方法
フリマアプリやオークションで自分で販売する方法も人気です。
「メルカリ
」や「ヤフオク」を使えば、自分で価格を設定し、より高値で売れる可能性があります。
特に希少性のあるアイテムや状態の良いブランド服は、個別に販売することで買取業者よりも高く売れる場合があります。
しかし、この方法には手間がかかる点も考慮する必要があります。
出品作業、購入者とのやり取り、発送作業などが必要となるため、ブックオフや他の買取サービスよりも時間がかかる場合があります。
特に「メルカリ」は手軽なフリマアプリとして広く使われていますが、発送手続きや商品説明の作成が必要です。
「ヤフオク」はオークション形式のため、適切なタイミングで出品すれば高値で落札されることもありますが、落札者とのコミュニケーションや取引後の対応が求められます。
ブックオフで服を高く売るコツと注意点
ブックオフで服を高く売るためのポイント
ブックオフで少しでも高く服を売るためには、いくつかのコツを押さえておくと有利です。
まず第一に重要なのは、服のコンディションを整えることです。
洋服は、状態が良いほど査定額が上がるため、洗濯をしてきれいにするのはもちろん、シワをしっかり伸ばしておくことが大切です。
特に、汚れやシミがないか、ボタンやファスナーが壊れていないか確認してから持ち込むことを忘れないでください。
次に、シーズンに合わせたタイミングで売ることがポイントです。
例えば、冬物のコートを夏に持ち込むと、在庫管理の都合から買取価格が下がることがあります。
春物なら1月から3月、夏物なら4月から6月に売ると需要が高まる時期なので、より高い価格が期待できます。
また、ブランド品とノンブランド品を分けて持ち込むことも効率的です。
ブックオフではブランド品に対してより高い査定額をつける傾向があるため、ブランド品は事前に選別しておくと、スムーズな査定と高評価につながります。
さらに、まとめて売ることで買取価格が上がる場合があります。
多くのアイテムを一度に持ち込むと、お店側のコストを抑えられるため、少し高めに査定してくれることがあります。
買取キャンペーンを活用する方法
ブックオフでは定期的に買取強化キャンペーンを行っており、その期間中に服を売ると通常よりも高い価格で買い取ってもらえることがあります。
例えば、「〇点以上で買取額アップ」や「ブランド品の買取額10％増」などのキャンペーンがよく見られます。
これらのキャンペーンは公式ウェブサイトや店頭で告知されるため、定期的に確認しておくと賢く売ることができるでしょう。
店舗買取と宅配買取の違いと使い分け
ブックオフでは、店舗買取と宅配買取の2種類の方法が提供されています。
店舗買取はその場で査定結果を確認できるため、すぐに現金が必要な場合に便利です。
また、直接店舗で査定するため、査定員と対話しながら売りたい商品について相談することも可能です。
一方で、宅配買取は、忙しい方や多くの服を一度に売りたい方にとって便利な選択肢です。
自宅から発送でき、送料も無料のことが多いので、手間をかけずに売ることができます。
しかし、店舗買取に比べて査定結果が出るまでに時間がかかる点や、送料がかからない分、査定額がやや低めになる可能性があることには注意が必要です。
使い分けとしては、少量の服やすぐに現金化したい場合は店舗買取、大量の服や時間に余裕がある場合は宅配買取が適しています。
まとめ：ブックオフの服買取を利用する際のポイント
ブックオフの服の買取はどのくらいが妥当か？
ブックオフの服買取は、一般的に非常に低い査定額であることが多いです。
ノンブランドやファストファッションの服では、1点あたり数十円、時には数円ということもあります。
実際、友人が経験した170円の査定額は驚くべきものではなく、むしろブックオフでの平均的なケースと言えるでしょう。
このような低価格は、ブックオフのビジネスモデルが大量の商品を効率的に取り扱うことを優先しているためです。
また、ブランド品であっても、商品の状態や季節により価格が大きく変動します。
高価買取を目指すなら他の選択肢も検討しよう
高価買取を期待する場合は、ブックオフ以外の選択肢も検討すべきです。
例えば、ブランド品を専門に扱うリサイクルショップでは、特定のブランドやデザイナーズアイテムに対して高い査定額が期待できます。
また、ノンブランドの服でも、ネット買取サービスやフリマアプリを活用することで、より良い条件で売ることが可能です。
特にフリマアプリでは、自分で価格を設定できるため、希少なアイテムや状態が良い服を適切にアピールすることで、高額で売れるチャンスがあります。
ブックオフの買取サービスを賢く活用する方法
それでもブックオフで服を売りたい場合、少しでも高く売るための工夫が必要です。
まず、買取キャンペーンを活用するのが賢明です。
特定の期間中に行われるキャンペーンでは、通常よりも高い査定額が適用されることがあり、これを利用すれば低い買取価格でも多少は改善できる可能性があります。
また、季節に合わせた服を売ることも重要です。
例えば、冬物を夏に売ろうとしても値段がつかないことが多いため、シーズンを見計らって持ち込むことで、査定額が上がることが期待されます。
さらに、店舗買取と宅配買取を使い分けることもポイントです。
すぐに現金が必要な場合は店舗買取が便利ですが、まとめて大量の服を売りたい場合や、自宅から店舗まで距離がある場合は、宅配買取が適しています。
宅配買取では送料や手数料が無料のことが多く、手軽に査定を依頼できます。
これらのポイントをしっかり押さえておくことで、ブックオフの買取サービスを最大限に活用し、自分にとって最も賢い選択ができるでしょう。
